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2014年03月25日

英語習得の真実 暗記し忘れて、大量に繰り返しを継続するだけだった

世の中には様々な英語学習法があり、私はそれらの多くを参考にした上で英語学習をしています。

結構大変なんで、何か効率的な方法はないものかと考えたりもしますが、結論はどうやら以下のようです。

英語習得の真実

@言語は覚えなければならない
当たり前すぎるのですが、発音や単語や文法は日本語と全然違うため、ある程度じっくり時間をかけて、しっかり覚える必要があります。
結局、口をついて出てくるくらい習得したフレーズしか会話では使えません。使えるフレーズの脳へのストック量が全てなのです。

A言語は使っていないと忘れる
言語は使わないでいると忘れます。使わない漢字は書けなくなり、古典や漢文で習ったことはその後そっち方面へ進まない限り、綺麗さっぱり忘れます。特に浅い記憶の段階で止まっている言語は消えるのです。英語も単語や文法、大げさに言えば学校で一日50分しか触れていないような状態で覚えたそれらはいずれ「完全に消滅」します。そっちの方面へ進むか、社会人になり必要となった人、または勉強しなおした人だけが覚えられます。学校教育程度で外国語を習得させることが難しいのは、何も文科省や日本の英語教育者たちがイカレテイルからだけということではないようです。

B言語は大量に触れる必要がある
一般的な日本人学習者にとって何が足りないかというと、とにかく量です。日本人ならば、英語を身に着けようと考えるならば、今学校や生活で触れている1万倍以上は楽勝で超えるくらい触れないとまったく足りません。日本の環境なら一般的な100万倍くらいでようやく英語ができてくると考えています。

C言語は繰り返してしか覚えられない
頭のいいと言われる人や高学歴の人が案外英語が使えない理由は、彼らは英語を比較的簡単に覚えてしまったからだと予想されます。頭脳で比較的簡単に文法や単語を覚えることができれば、大学入試試験程度の内容の死語(は言い過ぎとして、止語かな)である英語では合格点が取れます。むしろかなりハイレベルの問題は英語を母国語とする人でも解けません(ハイレベルな和訳や、京大などに代表とされる和文英訳を英語ネイティブが書けるでしょうか?)。
しかしそういった人の知識は、人間の宿命として、その後よっぽど利用する環境になければ比較的早くその多くを忘れてしまいます。つまり留学したり英語系へ進む人以外にとっては必要のないものとして脳が消すわけです。覚えは良くても、長期記憶できるかどうかはまたまったく別の能力ですし、まあ当たり前といえば当たり前の理屈として消えていくのです。
一方、あまり覚えが良くない人で、繰り返し繰り返し音読したり暗唱したりして、口で身体で泥臭く覚えた人は、それが手続記憶と呼ばれる技能みたいなものに「昇華」しているため、よほど使っていなくても、身体に染みついているためある程度は残ります。
あれもこれもと英語の教材に取り組むより、一つのものにじっくりと取り組む方が定着という点で遥かに有利です。英語の本にしても、学習効率という観点でみれば同じものを何度も読むべきです。
使えるフレーズを脳にストックする必要があるので、つまり繰り返す以外は言語を習得するすべはないということです。

D言語は継続してしか覚えられない
たとえば一日20時間英語に触れるのと、一日2時間を10日続けて英語に触れるのとではどちらが英語力養成につながるかといえば、後者であるのは言わずもがなです。というより、単発的に長時間英語に触れても実力養成という観点からはほとんど意味はありません。
少しずつを毎日継続することで、脳に英語がストックされていくわけです。


あまりにも当たり前のことを書いていますが、この当たり前を英語教育の世界ではゆがめて、それ以外の楽な道をねつ造することで商売を成り立たせるということが行われ続けています。

やるべきことは決まっています。莫大なお金をかける必要はまったくありません。

自分で色々資格試験などについても書いてきていますが、今わかったことは、こういったものはあまり意味がなかったということです。負の遺産(遺産というほど使える情報もなかったが)として反省を込めてしばらくは残しておきますが。
英語を使いたいならば英検やTOEICや受験という観点は捨てましょう。ねつ造の渦中にある取り組みに足をすくわれる必要はありません。もちろんこれらも害悪がある反面、短期目標設定としてはある程度使えるものではありますが。

やるべきことは次の記事にて。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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posted by yozamruai at 02:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 英語学習>学習法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年03月09日

検定外教科書NEW TREASUREの問題点

NEW TREASUREという英語の教科書をご存じだろうか?

多くの中高一貫私立で採用されている教科書です。国の許可は下りていないため検定外教科書と呼ばれます。

グラマーオリエンテッドな教科書で、取り扱う単語数も非常に多く、出版社もZ会ということで良さそうに見えますが、残念ながら非常に問題のある教科書です。

偏差値という基準でいうなら、70以下の生徒は手を出しては必ず英語は苦手になるでしょう。
非常に頭の良い人のための教科書です。一部の選民を選びあとは英語を諦めさせるために多くの中高一貫で採用しているのでしょうか?

問題点

1 主に新出単語を文法の説明の例文に使っている
2 ダイアローグに新出文法が気持ち程度にしか出ていない
3 教科書に例文の日本語訳がない
4 扱う単語が多いわりには文章は物凄く短く少ない
5 暗記するに値する内容のダイアローグではない
6 キャラクターの区別がつかないシンプルすぎる絵
7 ワークや問題集がパターンプラクティス化していない

挙げればキリがありませんが、ここに挙げたいくつかの問題点だけで、これを採用する学校は多くの落ちこぼれが存在することは確実といえます。

もちろん教える人間は教科書の良し悪しで左右されるような授業ではいけないのですが、英語とは極めてパーソナルな科目であり、9割りがセルフスタディーの質で決まるので、学生がセルフスタディーの際に真っ先に頼る教科書に問題点3や5を含んでいることで、極めてセルフスタディーに不向きな造りと言わざるをえない点は非常に問題があると思います。

問題点1と2のせいで、学生は無理な暗記を強いられるのは確実です。暗記しまくらなければついていけなくなります。そのわりに問題点4のような状態なので単語と文法の定着率は決して高くはならず、長文は読めないただの暗記マシーン、いや英語家畜状態の学生が多くなることが容易に予想できます。そのくせ問題点6にあるとおり記憶に残りにくい始末。7の問題点が示す通り、ただ普通にやるだけではまったく定着しません。ポイントが散漫すぎて頭の良い学生以外には準拠の問題集系は作業になってしまいます(これはNEW TREASURE固有の問題というより日本の英語教科書全般の問題点ですが)。

もちろんこれだけ単語と文法を速いペースで扱うことできちんと消化できれば、今の大学受験を見越した上では悪くはないと思いますが、いったいどこのくそ真面目な人間がこれを消化できるのでしょうか?数十人の一斉授業で扱うとしたら、間違いなく半数は明らかに落ちこぼれており、消化できているように見える残りの半数の内上位の数名以外は無理矢理暗記で詰め込んだ知識が膨大なだけで英語を使うという点では落ちこぼれているのではないかと予想できます。

日本は検定教科書も決して良い出来ではありませんが、検定外で流行っている教科書も違う意味で決して良い出来ではないというのは、この国では子どもたちが英語を使えないようにするための何か大きな陰謀のようなものにでも巻き込まれているのでしょうか?

文法も単語も極めて大切な要素ですが、それらだけ無理に詰め込んでも英語が使えるようになる日は永遠に来ないことは今では自明の理であり、受験で大切な英文を読むという行為にも連結しないのは多く知れているはずなのですが、不思議とこういった教科書で英語難民を製造するか、エリートは英語家畜(暗記だけさせられまくり肥えて身動きがとれない)にするかして、後に英語産業で再教育させるという流れを、わざと作っているのではないかと疑わざるをえません。

昔は教科書が最大のツールでした。それは間違いないでしょう。
今は違います。もし英語が苦手な学生は、教科書と辞書は卒業したら即捨てましょう。
得意な人は、一度振り替えって本当に自分が英語を使えるか英文を書いたり英語で独り言をいってみてください。きっと得意というのは文法が理解できて単語を多く知っているだけでテストで良い点が取れるために作り上げられた仕組まれた錯覚であることに気づくはずです。

ESL向けの幼児レベルの教科書とgrammar in useのような洋書文法書で基礎を固めて、幼児向けの洋書や語彙制限本で多読しつつ、短文暗唱系の簡単なのを一つこなすのが一番手っ取り早く本当に使える英語力を身に付けられる方法で間違いないです。日本の教科書は50年遅れてます、というか退化しています(その根拠は50年前の教科書と比べてみてください、工夫が増えたわけでないのにレベルは下がってますから)。

一方、日本の大学受験参考書は結構良いものが多いように思います。教科書がクソなことを前提として英語が出来ない人に向けての工夫が多く見受けられます。英訳されれば売れそうなものすらいくつかあります(もちろんごみみたいなのも多く存在しますが)高校受験向きのはダメですね、ほとんどゴミのようです。

Z会というのも不思議ですね、とても質の高い教材を世に提供しつつ、根本の教科書では、何かこう「英語難民、となってしまわれましたか、それはヒドイ学校や先生に当たってしまいましたね、そんな貴方に向けて開発した弊社の教材で、再教育してくださいませ、イッヒッヒ」というような裏の理念が透けて見えるのは私だけでしょうか?もちろん製作者たちの情熱や理論はわかります。でもそれはエリート向けなことがわかっていないように思います。きっと元々英語が得意だった人たちが中心になって作っているのではないかな?

Z会に問いたい、NEW TREASUREで英語難民は減ったのですか?と。
先生へ問いたい、NEW TREASURE中心で学生は英語が使えるようになりますか?と。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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posted by yozamruai at 03:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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