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2013年12月21日

英語のかたまり、コロケーションの問題に潜む英語教育の闇

最近は英語学習法について書くべきことが見当たらなかったので書いていませんでしたが、アウトプット学習にフォーカスを当て続けた結果、インプット学習の方法で改めた方が良い部分が明らかになったので記しておきます。

英語はかたまりで覚えるべき

これはよく言われていることですが、実際は学生時代から単語で覚えていく人が多いかと思います。

しかし、例えばdecideという動詞の意味がわかっていても、その後ろにどのような形が付くのかわかっていないと誤用につながるのは自明のことです。

「彼らは海外へ行くことに決めた。」を英語にすると?
 ↓
They decided to go abroad. または They decided that they would go abroad.
そして
×They decided going abroad.
という誤用を避けることにつながるわけです。

これはいわゆる動詞の語法という問題になるかと思いますが、動詞が特に間違えやすいとはいえ名詞にも形容詞にもというか全ての単語にかたまりで覚えなければ間違えてしまう危険があります。


かたまりで覚えるべき


このことは英語を使うことを意識すれば誰でもわかる話なのですが、わかっていてもそれをさせてくれない環境というのが実はあります。

高校の教科書を使用する環境です。


高校の教科書の語彙は中学から急に増えるため、とりあえず単語の意味だけでもわかるようにしないと授業についていけなくなる。だから、語法などはあとから覚えればいい。という環境です。なぜそんな教科書なのかと言うと、当然大学入試を見据えてのものだからです。そうです、学校そして大学入試というやつにこの流れはつながっています。

欲張りな大人たちのせいで、かたまりで覚えるべきと言われつつ、かたまりで覚えるより先に意味だけ大量に覚えなければならないというジレンマの中に若き英語学習者は陥っているのではないでしょうか?

英語の両輪は文法と語彙。

日本人の英語力の弱さは、使える文法の少なさと使える語彙の圧倒的少なさ。この2点に集約されそうな気もします。音声という基盤がないという致命的欠点もあるので、国が言うようなバラ色の未来は確実にあと10年は訪れないと言えそうです。いち早く関係各位のトップの人々を全員入れ替えてゼロベースで作り直すべきではないでしょうか。ゼロベースです。一旦全て捨てましょう。大事なものは、かならず再び拾って使うはずですから。



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タグ:学習法
posted by yozamruai at 21:09 | Comment(3) | TrackBack(0) | 英語教材レビュー>Vocabulary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めておじゃまします(初めてブログも拝見しました)。
NZに移住してようやく1年、感じていることがまさにこんなことだったので、勉強のし直しだ、と腹をくくったところです。
また寄せてもらいますね^^
Posted by ふにゃこ at 2013年12月22日 05:31
はじめまして。ちょっとマニアックな名詞とかは辞書で例文が無い事も多いので、自分は多読の中で見つけた例文をコツコツ自分で拾ってきて、自作の表現集みたいな形で、集めるようにしています。使うための英語と受験に受かるための英語の差異は、とてつもなく大きいですよね。
Posted by soraya at 2013年12月23日 01:25
>ふにゃこさん
はじめまして!
NZですか、しかも移住!のどかで良いところですよね。
人にもよりますが、1年というとようやく慣れ始めて壁に当たっている頃なんじゃないかと思います。英語学習お互いがんばりましょう。

>sorayaさん
英語系の学部以外は大学でもそんなに高尚な英語を学ぶわけでもないのに、受験で求められる語彙や文法の知識面の負担が、簡単な英語の実用面を鍛える時間を与えない状況にあるように思いますね。

大変ですがやはり自作、自分で言いたいことや自分で体験したことからをまとめていって、自分の言葉にしていくしかないんですよね現実問題としては。
Posted by yozamurai at 2013年12月23日 18:19
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