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2018年01月15日

2018センター試験英語 第1問〜第2問 解説(文法・語法)

2018年センター試験、受験生の皆さんはお疲れ様でした。受験生を応援する周囲の人、お疲れ様でした。

私にできることは、解説をするくらいのことです。雑感の後に、一言解説行きます。
今回は第1問。

〈雑感〉
去年と同等程度の難易度でしっかり勉強してきた受験生にとっては易しい問題だったと思います。

難しいと思われる問題は、

第1問
問3(3)(発音が紛らわしい)

第2問
問6(13)(関係詞と空欄直後の挿入)

第3問
B(36)(選択肢が紛らわしい)

の前半部分くらいで、長文はむしろ例年より易化傾向ではないでしょうか?


では、ざっくりと解説を書きます。

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posted by ヨーデルワイス at 20:39 | Comment(0) | 大学受験>センター試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年03月09日

検定外教科書NEW TREASUREの問題点

NEW TREASUREという英語の教科書をご存じだろうか?

多くの中高一貫私立で採用されている教科書です。国の許可は下りていないため検定外教科書と呼ばれます。

グラマーオリエンテッドな教科書で、取り扱う単語数も非常に多く、出版社もZ会ということで良さそうに見えますが、残念ながら非常に問題のある教科書です。

偏差値という基準でいうなら、70以下の生徒は手を出しては必ず英語は苦手になるでしょう。
非常に頭の良い人のための教科書です。一部の選民を選びあとは英語を諦めさせるために多くの中高一貫で採用しているのでしょうか?

問題点

1 主に新出単語を文法の説明の例文に使っている
2 ダイアローグに新出文法が気持ち程度にしか出ていない
3 教科書に例文の日本語訳がない
4 扱う単語が多いわりには文章は物凄く短く少ない
5 暗記するに値する内容のダイアローグではない
6 キャラクターの区別がつかないシンプルすぎる絵
7 ワークや問題集がパターンプラクティス化していない

挙げればキリがありませんが、ここに挙げたいくつかの問題点だけで、これを採用する学校は多くの落ちこぼれが存在することは確実といえます。

もちろん教える人間は教科書の良し悪しで左右されるような授業ではいけないのですが、英語とは極めてパーソナルな科目であり、9割りがセルフスタディーの質で決まるので、学生がセルフスタディーの際に真っ先に頼る教科書に問題点3や5を含んでいることで、極めてセルフスタディーに不向きな造りと言わざるをえない点は非常に問題があると思います。

問題点1と2のせいで、学生は無理な暗記を強いられるのは確実です。暗記しまくらなければついていけなくなります。そのわりに問題点4のような状態なので単語と文法の定着率は決して高くはならず、長文は読めないただの暗記マシーン、いや英語家畜状態の学生が多くなることが容易に予想できます。そのくせ問題点6にあるとおり記憶に残りにくい始末。7の問題点が示す通り、ただ普通にやるだけではまったく定着しません。ポイントが散漫すぎて頭の良い学生以外には準拠の問題集系は作業になってしまいます(これはNEW TREASURE固有の問題というより日本の英語教科書全般の問題点ですが)。

もちろんこれだけ単語と文法を速いペースで扱うことできちんと消化できれば、今の大学受験を見越した上では悪くはないと思いますが、いったいどこのくそ真面目な人間がこれを消化できるのでしょうか?数十人の一斉授業で扱うとしたら、間違いなく半数は明らかに落ちこぼれており、消化できているように見える残りの半数の内上位の数名以外は無理矢理暗記で詰め込んだ知識が膨大なだけで英語を使うという点では落ちこぼれているのではないかと予想できます。

日本は検定教科書も決して良い出来ではありませんが、検定外で流行っている教科書も違う意味で決して良い出来ではないというのは、この国では子どもたちが英語を使えないようにするための何か大きな陰謀のようなものにでも巻き込まれているのでしょうか?

文法も単語も極めて大切な要素ですが、それらだけ無理に詰め込んでも英語が使えるようになる日は永遠に来ないことは今では自明の理であり、受験で大切な英文を読むという行為にも連結しないのは多く知れているはずなのですが、不思議とこういった教科書で英語難民を製造するか、エリートは英語家畜(暗記だけさせられまくり肥えて身動きがとれない)にするかして、後に英語産業で再教育させるという流れを、わざと作っているのではないかと疑わざるをえません。

昔は教科書が最大のツールでした。それは間違いないでしょう。
今は違います。もし英語が苦手な学生は、教科書と辞書は卒業したら即捨てましょう。
得意な人は、一度振り替えって本当に自分が英語を使えるか英文を書いたり英語で独り言をいってみてください。きっと得意というのは文法が理解できて単語を多く知っているだけでテストで良い点が取れるために作り上げられた仕組まれた錯覚であることに気づくはずです。

ESL向けの幼児レベルの教科書とgrammar in useのような洋書文法書で基礎を固めて、幼児向けの洋書や語彙制限本で多読しつつ、短文暗唱系の簡単なのを一つこなすのが一番手っ取り早く本当に使える英語力を身に付けられる方法で間違いないです。日本の教科書は50年遅れてます、というか退化しています(その根拠は50年前の教科書と比べてみてください、工夫が増えたわけでないのにレベルは下がってますから)。

一方、日本の大学受験参考書は結構良いものが多いように思います。教科書がクソなことを前提として英語が出来ない人に向けての工夫が多く見受けられます。英訳されれば売れそうなものすらいくつかあります(もちろんごみみたいなのも多く存在しますが)高校受験向きのはダメですね、ほとんどゴミのようです。

Z会というのも不思議ですね、とても質の高い教材を世に提供しつつ、根本の教科書では、何かこう「英語難民、となってしまわれましたか、それはヒドイ学校や先生に当たってしまいましたね、そんな貴方に向けて開発した弊社の教材で、再教育してくださいませ、イッヒッヒ」というような裏の理念が透けて見えるのは私だけでしょうか?もちろん製作者たちの情熱や理論はわかります。でもそれはエリート向けなことがわかっていないように思います。きっと元々英語が得意だった人たちが中心になって作っているのではないかな?

Z会に問いたい、NEW TREASUREで英語難民は減ったのですか?と。
先生へ問いたい、NEW TREASURE中心で学生は英語が使えるようになりますか?と。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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posted by ヨーデルワイス at 03:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学受験>センター試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年01月25日

2014センター試験英語、英語の重要性の根拠はあるのか?

自分は中途半端な英語学習者(しかも中級)なのですが、少し英語を教える機会があり、

自分が教えた子どもたちの中で今年のセンター試験を受けた子らの自己採点結果を見て、ふと思いました。

筆記、リスニング満点の250点の子もいれば、筆記で100点にも届かない子がいます。

平均すると筆記150点くらいで、比較的頑張っている集団だと思いますが、やはり英語は差が出ます。

例えば私も受けましたが、布団にくるまりながら短時間で解いて確認もしなかったため(←言い訳を列ねるおとなにだけはなるなw)マークミスしたため195点でした。過去5年分受けた感覚でいえば、レベルは例年並みです。


英語とはある地点まで出来るようになった後はそうそう力は下がらないから、受験においては極めて重要な確保できる得点元と言えると思います。

しかし、帰国子女などにとっては極めてチョロい試験でもあります。センター試験レベルならしっかり対策すれば間違いなく満点でしょう。


ここで疑問なのは、そのようなある種アンフェアな科目であるはずの英語が、なぜ受験で最重要得点元になっているかということです。

本当に英語が必要な人は受験生のうち1%くらいじゃないでしょうか?

いや、そもそも大学というものが必要な人は受験生のうち何パーセントくらいなのでしょうか?


英語に重きをおかなければならない状況を作り出しておいて、その根拠が極めて乏しい気がします。

英語というのは言葉です。使う機会があればそれがそのまま重要である根拠となります。

国は教育を変えるんではなく、まず英語を使うような場面、施設、娯楽に金を投資してはいかがでしょうか?
例えばとっぴなアイディアですがフジテレビみたいな局はもう不要と言われはじめているので、海外の局へ売り飛ばして英語放送のみ行うとか、英語に触れる機会を増やす努力をしてこそ、教育の必要性が高まるのではないでしょうか?


私のレベルに教わるような子が満点を取れるということは、努力をすれば現役の学生でもセンター試験で満点は取れます。でも実際の力つぶさにみると、英語はまだまだの子どもたちが実に多いのです。それが日本人にとっての英語の現実なのです。これは教育システムや教員の質、教育メソッドといったミニマムレベルの改革でどうにかなる問題ではありません。本当に英語が必要というのなら、社会の方を変える努力をしてこそ、学生が一生懸命に英語を勉強しなければならない根拠を作り出せるのではないでしょうか。

そういった努力が実を結べば、センター試験を受けるような人(つまり大学へ行ってまで勉強したい人)が英語のセンター試験レベルで半分以下の点数を叩き出すようなことはなくなるはずです。

試験のレベルを下げずに半分も取れない子がゼロになった時が、国が実施する試験がついに大学のためでなく、学生のための試験になったと言える時ではないでしょうか。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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posted by ヨーデルワイス at 13:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学受験>センター試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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