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2013年12月24日

和文英訳をする時の心得

和文英訳の発想では英語は使えるようにならないと言います。

その通りだと思います。

ただし、和文英訳も使いようです。

文法学習の確認と実践、フレーズ学習

と位置付ければ迷いも消えるでしょう。無駄なわけがありません。

英語学習における無駄な和文英訳とは、自分の使いたいレベルを超えた表現や、絶対に使わないような表現を思考錯誤して英語にして、それを覚えることじゃないかと思います。

いつ使うの?

ないでしょ?(某流行語先生風にドーゾ)

だから和文英訳の権化の京大生といっても、英語を使えない人が多いのではないでしょうか。

日本ではICUとAIUでしたっけ?しか英語を使えるようにならないなんて噂が流布されていますが、あながちウソでもなさそうな。

とはいえ、翻訳業を志す人にはもちろん大変重要なのが和文英訳なので、上級になればなるほど実は大事なのかもしれませんね。日英通訳は言ってみれば瞬間的な和文英訳なわけですし。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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2013年01月06日

English Grammar in Use に見る本当の文法学習

このブログの立ち上げ当初から、一貫して私の中での支持率が最も高い教材の一つ

English Grammar in Use


時は流れ、気づけば4thエディションなるものが出ているのですね。欲しいけど、3rdが私の文法学習の原点なので、それを大切にしたいと思います。

もしかしたら珍しいタイプなのかもしれませんが、真面目に文法学習をしたのは、Grammar in Use が初めてです。それまでも、いくつかの文法書を読んだり、非常に簡単な文法の問題集をやったりしていましたが、

文法の学習に取り組んだのは、これが初めてです
以後結局受験の文法もしっかりやりましたので、これはあくまでも中級までしかカバーしていません。しかし、それ以前の文法書とは隔世の効果がありました。
では、それ以前の文法とは何だったかの?

それは学習ではなく、文法知識の参考にしていただけなのです。理解した「つもりになっていた」状態だったのです。

もっと正確に言えば、「概念としての幅広い文法知識の意味は分かったが、使えるほど理解していたわけではなく、実際の英語活動においてはほとんど活用できてはいない」程度の知識を得たという感じです。

Gramamr in Useの優れた点は、解説そのものではなくて、

練習問題の質と量

に他なりません。問題量が解説ページと同じ分だけある文法書はそれまでありませんでした。たいていは、文法書か文法演習書のどちらかに分かれて、その二冊で補完しあってこそ生きる類いのものだけでした。
しかも、日本の文法演習書は、なぜか

「知識として頭を使わせる」

問題が多いのです。ここが失敗した部分です。初期レベルの文法力の定着は、

「頭を使わせないで、慣れさせ、使用場面を想像させる」

ことの方が、遥かに効率が良く、挫折も少ないのです。Grammar in Useはそういった問が多いです。二択だったり、答えが明らかだったり、やたら繰り返しが多かったり。しかし、内容はしっかり

「書かせたり、使用場面を想像させる」

ことに力点が置かれているのです。知識を知っているか知らないかを問うのではなく、知識を知っているとして、どの場面で使うのが適切かという部分により力点が置かれているのです。
簡単なようで、こういった問題は意外と作るのが難しいです。作成者側に想像力が求められるからです。

その証拠に、同じようなスタイルのドリルが、2013年の今でも日本人からは作られていません。このタイプの文法ドリルが出てこないもう一つの理由は、学校文法との兼ね合いが頭をよぎるため、どの程度の分量をどの程度の語彙で、またどのように分冊して出すかということをまとめるのは、想像を絶する作業だからでしょう。こんなにたくさんやったのに、結局受験で役に立たないじゃないか!と言われたら終わりですからね。
そういう意味では、日本人からは永遠に出ることがない類いの文法書(ドリル)が

Grammar in Use

の強みなんだと思います。

ハッキリ言って、記述内容的には、フォレストやその他日本で出ている英文法書の方が優れている面も多いのですが、

それを読み込んだだけでは使えるようにはならない

というジレンマがあるために、今だに日本人の文法力は総じて大変低いレベルで停滞しているのでしょう(知識としてはトップレベルですよ、でも実用としては低いレベルという意味です)。

思うに、フォレスト準拠で、Grammar in Use的な問を大量に備えた演習書を3冊(私が考える核なる文法の初級・中級・上級みたいな形の分け方)市場に用意してくれてそれが流行れば、日本人は世界に誇れる英語が使える民族に変貌を遂げる可能性があるのではないかと思います。

最近は文法書の「例文を暗記する」類いの活動が流行っています。以前にくらべれば、そういった活用の意識が高まったことは大変良いことだと思いますが、

例文を暗記するのはあくまでもスタートライン

という意識があるのかはなはだ怪しい点が気になります。例文マスターしたら完成みたいに思っている人が多いような気がします。

本当の文法学習はこんな感じであるべきだと思います。

知識理解→理解しているか問で確認→文の中で理解→例文暗記→活用できるか問で確認→複雑な文の中で理解(いわば英文読解)→自分で英語を言えて書ける状態で、その英語が正しいか自己分析する

ここまでが文法学習の範疇ではないでしょうか?
単語という意味の柱から離れた、もう一つの柱として、初期の段階から、自分でクリエイトするまでの最終段階までずっと付きまとう(妙な言い方ですが、つきまとう魔物のような存在)ものが文法だと思います。

文法の是非を問うことはもはや時間の無駄です。どうやったら使えるように身につくか、学者さんたちにはただひたすらにその部分を研究してもらいたいものです。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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タグ:grammar
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2013年01月02日

英語文法論、核なる文法説。本当に必要な文法はこれだった

言語習得に関しては、大人(臨界期という仮説によると9~12歳を過ぎた人)は必ず文法を必要とします。
そんな中で、文法とはいっても、

核なる文法

というものが存在すると、最近分かりました。自分は研究者ではありませんので、仮説というか経験・観察からくる推測程度のものと言ってしまって良いと思います。しかし、この

核なる文法説

に関しては自信があります。というかおそらく誰かしら専門家がもうまとめてるとは思いますが、、、


文法に対する考え方は、おのおのの英語体験により、おおよそ7つに分かれています

英語習得層
@英語圏の外国人、A幼児期に英語圏にいて英語を身に付けた人、B青少年期に海外にいて英語を身に付けた人、C日本で英語教育を受けて英語を身に付けた人
英語未習得層
D幼児期に英語圏にいたが帰国後英語を忘れた人、E青少年位に海外にいたが満足に英語を身に付けられなかった人、F日本で英語教育を受けて英語を身に付けられなかった人

この7種の考え方がごちゃまぜになっているため、文法の実態が非常に見えにくいです。
そのせいで、21世紀となりだいぶ時間が経った今でさえ、文法との向き合い方のスタンダードが定まっていない状態と言えます。

文法との向き合い方で大切なのは、A「@〜Cの英語習得層は文法とどのように向き合っていることで成功しているのか」、そしてB「D〜Fの未習得層は文法とどのように向き合っていたからこそ失敗したのか」をつぶさに見て行けば、ぼやけていた文法という魔物の実像がハッキリ見えてきます。

@〜Cは番号順に、自然に英語を身に付けた人となります。@が最も自然で、Cが最も人工的です。
@ほど文法認知に関する知識は低く、Cほどそれは高くなります。当たり前ですが、大事な点です。
文法認知が高いほど、文法は大事だと認識しています
一方文法を自然な英語使用の中で使いこなせているかという点では@ほど自然で、Cほど不自然です。当たり前ですが大事な点です。文法使用が自然なほど、文法の大事さには気づきません

そうです、すでにこの時点で大きな矛盾が生まれているのです。
文法認知が高いほど文法は大事だというが、自然に文法を使いこなせる人ほど文法の大事さは強調しない。

これこそ文法という魔物の最大のワナなのです。

そして、このワナに引っ掛かるのはD〜Fまでの英語未習得層だけなのです。

ここに商売の匂いがプンプンします。そうです、このワナを上手に利用したのが、少し前から今でも続いている日本の英会話産業なのです。一言でいえば、詐欺です。

D〜Fの層の人は、よく考えてほしい。Cの人が文法の大事さを強調しても、@やAの人ほど自然に使えてないじゃないか!というのが当然の心理にして真理でもあるのだが、

ネイティブほど自然に使えていないけど、使えている

という点を見逃しすぎている。

そりゃあ自然な方がいいしカッコいいに決まっている。でもそういった自然さを問う人間は、まず、とりあえず使えるというラインに達したことがあるのだろうか?自分に問いかけてほしい。

出来ない自分を棚に上げて、ネイティブほど自然じゃないという理由で、出来る人を認めずに、そういった努力を否定していただけ。

そのことに気づくでしょう。しかし、某ゴルファーとかわけのわからんCMとか詐欺まがいの宣伝が「手軽に英語は身につく」と訴えかけているせいで、この21世紀においても、文法は必要ないのでは?という誘惑を喚起しているのです。

それが確かな理由は、D〜Fの層がなぜ英語ができないかというと、文法力がない、この一言で全て片付くからなのです。全てです。単語力?いや単語力じゃなくて文法力がないのです。

こう書くと、「いや自分は文法は大学受験の時にしっかりやりましたよ、でも全く英語は使えませんよ。ドーユーコト???」
という反論が来ます。これも最もだと思います。大学受験の文法は結構細かいところまでやりますし、それを身に付けるための苦労は、他の教科と比べても歴然としています。

だが、残念なことに、

核なる文法

を身に付けるに至らなかった、だからアナタは使えないのだ。と結論付けることができます。
大学受験の文法はとても大事でありながら、それを身に付けても英語は全く使えないのは、
それ以前の、

(1)最も大事な文法と、(2)大学受験で必要となる文法の融合

に失敗しているからなのです。
別の言い方をすれば、(1)の力がない状態で(2)を一生懸命学んでいるからと言えます。

では、(1)とは何か?

(1)の正体とは、よく知られているものです。

(1)語順・品詞・働き

です。いや自分はこれらは全て理解しているという人もいますが、大抵は単なる理解不足です。使用に耐えうるほど理解していないのです。

そして、(2)の中でも

(2)句・節・つなぎ言葉

をしっかり使用に耐えうるほど身に付けて、(1)と融合を図れば使えます。

意外なほど簡単に英語は使えます。

核なる文法説

の根拠としては、以下の事実があげられます。
前述のA層の中でも、B青少年期に英語圏にいて英語を身に付けた人の文法力は比較的低く、英検なら準1級や1級はさほど苦労せず取れても、英作文や英文読解は非常に弱いです。Cの人間から見たら、信じがたいミスも連発します。

しかし彼らは、英語を使える。

ナゼカ?

核なる文法

を身に付けているからです。知識ではありません、身体が覚えているのです。SVの位置の間違いなど「語順の決定的規則」は決して間違えません。修飾語句の位置を取り違えたりということは頻繁にしたとしても「それがどこにかかっているかという働き」は理解しています。どの単語が「どの役割になり得るか」ということも圧倒的なインプットの多さからある程度予想が付く身体になっています。
そして、文法的には主節・従属節という約束事があるのを破っていたとしても、立派に意味は通じ、実際はそういう「意味の塊」の「つなぎ合わせ」で英語でコミュニケーションをするということを身体で理解しています。だからこそダイナミックに文法ルールを破り、細かい点では文法間違いが多いと言えるかもしれません。

今「 」で括ったことが、

核なる文法

です。文法用語でいうと、「語順・品詞・働き・句・節・つなぎ言葉」というものかと思います。意味の塊は句・節と明確にSV構造で分けるよりは、「チャンク」という形でダイナミックに分けるのが最近流行りで、私もその考え方に共感します。理由は、実際のコミュニケーションは「完結した文」のやり取りであることは滅多にないからです。だから、意味の塊ごとに、「どのようにつなげるか」を理解していることの方が遥かに重要だからです。
センテンスコンバイニングという文をどのように句や節にして他の文に紛れ込ませるかという特訓をネイティブの子どもから知識層まで幅広くしているという話も聞きます。日本ではどうでしょうか?あまり聞いたことがありませんね。

では最後に、この

核なる文法はどうやって身に付けるの?

という点を書かなければ、ただのうわごととなってしまい何の役にも立ちませんので、それを検討していきます。教材に関しては今回は紹介しません。ご自身がすでにお持ちの教材を、このような目的でこのように使うとイイよ!という方向性で書いておりますので。

初級
@中学の文法を文法書と演習と短文の音読を通して完璧(100%)に理解し頭に叩き込む(自分で聞かれて解答できないことがないレベル)※ここが全てのスタートラインで、これができない人は英語をきっぱり諦める
A@と並行して、既習の文法コンセプトごとにパターンプラクティス・瞬間英作文・自由英作文(短文)の順で、一瞬でクリエイトするという、文法コンセプトを身体に叩きこむ練習を繰り返す
B各時制(テンス※現在形など)相(アスペクト※進行、完了など)、態(※受動態など)、法(※仮定法など)ごとに肯定文の短文を、否定文・疑問文・命令文に一瞬で変換する練習を繰り返す

中級
C各短文(この段階では単文のみ)の動詞の文型、修飾語句(形容詞・形容詞句・副詞・副詞句)がどの語句に掛かっているかを全てきっちり分析する
D等位接続詞を使った単文による自由英作文の練習※この時点ですらすらできているので苦でないはず

上級
E節をつくる役割としての疑問詞、縦続接続詞、関係代名詞について、高校レベルの文法書で完璧に理解し頭に叩きこむ※身体に叩きこむのはFにて
FEで覚えた節の作り方を使った、センテンスコンバイニング(SV構造である文を従属節または句へと変換し、名詞・形容詞・副詞のどれかの役割として主節と結びつける)の練習をする※これに関する教材がほとんど見当たらないので現在調査中です。
G慣用表現と修飾語句(※前置詞句など)をチャンクとして丸暗記する

学校でもこのグランドデザインで中一から勉強させ、ここに単語を増やす努力と他の核ではない文法の理解(使用までいかなくて十分)を加えれば、読解訓練をしなくとも大半が東大合格レベルにはなるでしょう。結構楽なんです。京大では翻訳とか和文英訳というまた少し違うハイレベルかつ特殊な力も重要となるのでなんとも言えませんが。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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2012年12月28日

英語は五文型と品詞と句と節が全て、構文の視点

日本にいる外国人は日本語を上手に話すと感じることはありませんか?

日本人はいつまでたっても英語一つ話せなのになんでやぁあああ(T_T)

みたいな。

でも、よく耳をすませてください・・・カントリーロードこのみ〜ち〜
じゃなくて、

実は喋れてないんです。あれは、聞いている方の推理力、つまり、

我々の推理力が優れているから、話したいことの意味がおおよそわかるだけで、文法的には間違いだらけの、ただの単語のつながりなんです。しまったバレタ!と思った外国人の人、大勢いますね?でもほとんど誰も気づかないから大丈夫!

しかし、日本語というのは、テニヲハの助詞の発達により、単語の羅列でも、聞き手さえしっかりしていれば、コミュニケーションが成り立つのです。いわば我々は天才です。全国みな聖徳太子状態です。
単語だけの羅列でも、助詞を勝手に想像で補うことができてしまうのです。

あうんの呼吸

という言葉もありますし、もはや言葉ですらない、

空気

というモノすら言葉の一つとして感じる、スーパー高度なセンスを持っているのです。外国へ行けばわかります、空気を読んでくれる人なんて滅多にいません、何が欲しいか、何がしたいか、自分の言葉で語らなければ、かの国々ではアナタは存在しないも同然なのです。


さて、英語の話に戻りましょう。

一方英語は、

語順

が意味の範疇を完全に支配しています。おまけに、

前置詞

なるものも、意味の範疇を支配しています。

上記二つが、日本語でいうところのテニヲハに当たる助詞の大部分に相当します。

何が言いたいか?

語順と前置詞をしっかり理解できれば、英語は使える

ということです。

正確にはむしろ逆で、

語順と前置詞をしっかり理解して使えていなければ、英語は使えていない

と言えるのです。しまったぁああバレタぁあああっと思った帰国子女の人、外国人はみなわかってて敢えて指摘しないのですよ。しかし、ある程度の骨組みが成り立っている場合はこのように相手側が理解してくれます。しかし、現在の多くの日本人が鍛えている類いの英語力では、まともなコミュニケーションはできません。
なぜか?先ほど書いた通り、あちらは空気で読むことは出来ません。単語やフレーズ使用は正解であっても、前置詞はともかく、語順はクリティカルな存在だから間違えてはならないのです。間違っていると推測不能なのです。言い代えれば、

語順だけは間違えてはならない

のです。ということは、語順を完璧に管理することが、英語を使用するためには、最も大事なことということになります。

そうです、

五文型

がこれほど大事とされているのは、ここに集約されます。
しかし、五文型だけ覚えていても英語は使えません。ここにワナがあります。

なぜか?

五文型はSとVとOとCで構成されています。

このそれぞれに、どの単語がなりえるか?

といったことを知らないと、五文型はただの骨組みでスカスカです。そうです、

品詞

が大切なのです。名詞ならば、「主語・動詞の目的語・前置詞の目的語・補語」になる。というやつです。

さらにここに大きなワナがあり、ここについては、どういうわけか日本の英語教育並びに英語学習の世界では、あまり強調されません。

句と節

のことです。名詞がS、O、C、前置詞の目的語になるとして、名詞というのは、単語一つだけではありません。動名詞による名詞句だったり、縦続接続詞thatによる名詞節だったり。
こういったものが、名詞だから、

Sの場所とOの場所とCの場所と前置詞の目的語(他に言い方ないのかね?面倒だ)

になるということを覚えておけば、もう語順で迷うことは皆無になります。SOCの置く位置は五文型の通り決まり切っていますし、前置詞の目的語として前置詞句を作ったら、それが副詞句か形容詞句かによって置く場所は限定されてきますし。

こういった、よく考えてみれば、ごくごく当たり前のこと(だって五文型は誰でも知っているから、五文型を冷静に見たら、どういった単語や表現がそれぞれのSなりVなりになるのかと考えるはずであり、そこからじゃあ品詞というのは、単語以外ではどうやって作るのかが気になるはずですから)なのに、あまり強調されないせいで(フォレストなどにはまとめでしっかり載っていますが、大々的とはいいがたいですし、中学生向けの文法書ではこういったまとめは見たことがありません)単語レベル、小さなフレーズレベルだと、一生懸命沢山覚えている人も多いのですが(私もかつてそうでした)、
言いたいことを「句、節」に昇華させる訓練が圧倒的に不足している

と言えるのです。何べんでもいいます、「句・節」への表現の昇華が苦手過ぎるのです。

英語の上級者と言われる人でも、何が名詞句になって、何が形容詞句で、何が副詞句へ昇華できるか、そしてその場合は、どのように昇華するのか?そういうことをしっかり理解して説明出来る人は少ないです(TOEIC900は軽く超えて、英検1級の読解もリスニングも何の問題もない状態だったかつての私もそうでした。まあその辺はまだ準中級者と呼ぶべきなのでしょうが…)。

何故苦手なのかというと、もう一度繰り返しになりますが、

そういった練習をせよ!

という話を聞いたことがないから、したことがないからなのです(かつて私もry←しつこい)。

学校という箱においては、せいぜい関係代名詞で形容詞節を作る練習程度でしょう。
これも、ハッキリ言えば間違えた教え方が蔓延しているように思います。

なぜ文と文を繋ぐ練習ばかりするのか?

関係詞の役割はそこじゃないでしょう!二つの文を同じような扱いで適当に文を繋いでいたら、どっちが主で従かわかりにくいし。

形容詞節という決まりきった仕事があるのだから(what除く)、形容詞として、

名詞の修飾をする節

という点にフォーカスを当てるべきでしょう。塾講師とかヒドイですよ、塾に通わせてる親御さんは目を覚ましてください。彼らは完全な英語の素人です。書いてあることを教えているだけで、本人たちはまったく理解しておりません。そもそも専門でない人間が教えている場合も多いですし。英語の文法だけは専門家以外教えてはいけません。発音やその他のトレーニングは誰でもノウハウがあればできるでしょうが、文法だけは、しっかりした知識が指導者側にないと、表面上の薄っぺらい部分しか教えることができません。だから学校で習う文法は使えないと言われることが多いのです。それでも学校は一応専門家が教えているわけですし、塾などは使えなどころか、百害あって一利なしでしょう、英語に関しては(もちろんちゃんとした人も大勢いますが、英語はその辺の大学生程度がしっかり教えることができるシロモノじゃありませんから)。予備校は有名なところだと、さすがに凄い人が大勢いますから、だから英語をしっかり学びたいなら予備校という感じになってしまったのでしょう。これはこれで悲劇と言えるかもしえませんね。
塾で行われているような単なる上辺の指導(それが必要なほど学力がない子もいますしね)でも確かにペーパーで点数は多少は上がるでしょう、その点に関してはプロと言えるかもしれません。でも、そういった穴埋め問題やくだらない文を繋げる練習などに終始していては、関係代名詞ってのは先行詞が人だとwhoでものだとwhich、thatはどちらにも使える。みたいなどうでもいい知識だけ得て、

じゃあどうやって英文の中で使うの?

ということは学ばずに、

理解したつもりのバカ

がまた一人誕生する羽目になるのです。そして大学受験での英作文を目にした時に、絶望するのです、何もできませんからね、そういった学習をしてきた人は(かつてわたry)。

英語は五文型と品詞と句と節が全て

と言ってしまっても大げさではないはずです。句の作り方の中に先ほどの前置詞句も入るわけですから、完全に網羅しています。

英語は、核となる(つまり主語や目的語となる)単語の名詞を思い浮かべて、それに前から後ろから形容詞や句や節を付け加え、動詞の時制を考え、その他副詞要素を句や節で彩るという

イメージ

を出来るだけ早く、一瞬で描けることが使用におけるキーなのではないでしょうか?

はじめはゆっくりでもいいので、

「五文型と品詞と句と節の知識に基づいた正確な英語」

を作り出すことを意識すると、受信においては読む際や聞く際のアンテナも鋭くなり、発信においては本当に使える英語になると思います(自分もまだその過程なので断言はできませんが)。少なくとも構文を例文の暗記などと思わず、しっかり理解することが大切なのではないかと。

だって、きっとこういうのを、本当の構文というのでしょう。

以下は、そういうことに気付かせてくれた偉大な英語の達人たちによる書物です。
古谷さん(古谷専三さんのご子息)の本が一番難易度が易しくて、薬袋さんの本が一番濃くてシステマティックで、佐々木さんの本は古いですが骨太で、伊藤さんの本は網羅性は低いですが受験の語順整序にも使える高度なものです。どれか一つと言わず、本当に全部読んだ方が良いとしか言いようがないです。
どれも文法をある程度知らないと読むのが大変なので、フォレスト(なんだかんだで読み易い点と内容のバランスが一番真理をついていると思う)や、杉山さんの文法書のような構文的な解説の充実した文法書を通読しておくと良いかと。






これで英語に関しては完全に別人になれます。これらくらいしか構文をちゃんと教えてくれる本がないのが、非常に残念です。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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posted by yozamruai at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語教材レビュー>Grammar | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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