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2013年12月30日

古典を使った英語学習 クラシックスが理解できるコツ

英語の古典いわゆるクラシックスは完全に理解しようとすると

超難しい

です。※古典の定義がわかりませんのでここでは現代作家の本でない本全部のことを差します。

時代背景、習慣、言葉、など様々な問題が出てきて、日本人としては他国の詳しい歴史を知らないので難しいのは当然です。例えば人前でa bathという言葉を発した男の子が哀れと言われてしまうような状況は、当時の時代背景や習慣を知らないと意味不明でしょう。

日本の作家で考えても例えば、

森鴎外

やたらと難しくないですか?だから、別に普通のことなのです。心に留めておいてほしいのは、

英語力が足りないから読めないわけではない

という場合が結構あるということです。


しかし古典は著作権切れでだいたいタダで合法で電子書籍として手に入る時代に、これを利用しない手はありません。
ですから、ここで、コツを書いておきます。

クラシックスを理解できるコツ

@理解6割で十分と考える(爆)
理解するコツと書いといて、いきなり理解6割、つまり4割も理解できなくてもOKと書くとは(爆死)
でもこれが最も大切なことです。
森鴎外も普通にざくっと読んだら理解6割程度です。だから古典は理解6割で良いのです。たまにクラシックスでも夏目漱石のように理解9割近いわかりやすいのもありますので心配ご無用。
理由は、理解できない表現やパートは、本筋とほとんど関係ない場合がほとんどだからです。そこを完全に無視して突き進む大胆さこそがクラシックスを読破するコツです。
どうせタダ、6割分勉強になって、しかも名作の筋がわかれば儲けもん!


Aオーディオブックを利用する
クラシックスであっても、オーディオ(特に読み手がキャラごとに代わっているようなもの)で聴きながら読むと理解が2割ほど増すように感じます。LivriVoxとかいいう神サイトという記事に書いたサイトから拾ってきてください。

あなたが神か?

とつぶやいてください。
時間が余計にかかってしまうという人は倍速などにすると良いでしょう。オーディオブックの利点は、音声を1.2倍速〜2倍にすることで、読むのが遅い人や細部が気になってしまう人でも一気に進め、2倍なら速読の訓練にもなるという点です。


B解説を英語で読む
例えば私が以前にキャラ別に録音してあるオーディオブックで感動したと書いたA room with a viewという超有名とは言わないレベルの名作クラシックスでもGrAde Saverというサイトには解説と考察まであります。私が学生時代に1年かけて考えた考察よりはるかにグレードの高いものが英語で書いてあったりしてビビッてしまいましたよ(英語はリアルにまったく出来ないのに何故かそういう学科に入っていました、そうです私の場合は基本的に翻訳書を読んでいただけです←)。
かなり多くの作品の解説があり、なんと作品によっては理解度テストみたいのも用意されちゃっています。

あなたが神か?

また出ました、神サイト。日本だと神サイトはスグに商業ベースな活動へ移行してしまうのですが、さすが大陸の方々は太っ腹、完全無料です。


C映画やグレードリーダー、最悪翻訳の補助に頼る
例えば大筋すら理解できなければ映画を観ればよいのです。それも英語学習ですし一石二鳥。
簡単に書きかられたモノを買うのでも良いでしょう。
最悪、翻訳があるのですから、理解できない何てことは絶対にありえないのです。翻訳本を流し読みしてからオーディオのサポートを受けつつ原作を読めば6割はわかるはずです。


※昔の人は2冊買って、1冊は表現を覚えるために赤を引く用にしていたなんて話もあるくらいですから、ただ読んでいるだけでは表現のインプットにはならないと思います。
Kindle Paperwhiteが一番リズムを崩さず英語の表現を調べながら読め、amazonの本なら勝手に単語帳を作ってくれるので最もおススメです。他には読書の流れは少し切ってしまいますが、kindle Fire HDなどのタブレット端末の英英辞書アプリが調べ易い上に例文の発音も豊富なのでおススメ(特にOALDは最高です) |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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2013年01月05日

よくわかる英語の基本―基本文型・文と文の結びつき 新スタンダード誕生か?

書店でとある本を手にしたところ、戦慄が走りました。

私が先日、少々大げさに、

英語文法論、核なる文法説。本当に必要な文法はこれだった

などと書いて、ちょっとした発見をしてしまったと思っていたら、、、

ほぼ同じことが、綺麗にまとまってる本を発見してしまったのです!信じられません、考えていたことがほぼ同じです。核なる文法と呼びましたが、こちらでは、「英語の基本」とはっきりとタイトルに表れています。
これにより、二つの事がわかりました。

一つ:私のたどり着いた考えはおそらく正しかった
二つ:私の考えは実は大した発見ではなく、英語関係者の間では周知の事実だった(反省)

ということです。

この本を取った理由としては、私の「核なる文法説」についてどこかに易しく解説している本がないものかと探していたところ、

中学生用の本では、どこにもありませんでした。中学生用では、
たのしい英文法

という本に、それに近いことが書かれている(準動詞の扱いが3つの裏切り者などとして、結構重要視されている点など)のですが、文型の扱いが軽すぎるので、私の求めるものとは違いました(面白いから買ったけどねww)。

そこで、高校生用の文法本を読むと、今市場では以下の三つしかありませんでした。

@クソ簡単にして本当にベーシックしか教えない系(中学生用とほぼ一緒)
Aクソ難しいことを特に解説なく並べている網羅系
Bクソ細かい解説が丁寧だが、網羅率が低すぎる系

そんな中、絶妙のバランス(難しめのことを、かなり細かい解説で教えている)を誇っていたのが以下の本です。
よくわかる英語の基本―基本文型・文と文の結びつき


柱となるのが、

第1部:文型
第2部:接続詞
第3部:準動詞句


となっていて、その分け方が私が先日あげた内容と非常に酷似しているのです。

私の核なる文法というのは以下の通りです。
(1)語順・品詞・働き
(2)句・節・つなぎ言葉

を二本の柱にしています。

方法論としては、流れを三段階で一言風にまとめると、

初級
@中学文法の完璧な理解 A同時並行で各文法事項の短文(単文)パターンプラクティス・瞬間英作文 B文の種類と時制のパターンプラクティス 
中級
C単文の品詞と働きの分析 D等位接続詞を使って複文化を意識したライティングの練習 
上級
E節を作る役割の項目の文法理解 F節を作る役割の文法項目からそれの圧縮練習(センテンスコンバイニング) G慣用表現と修飾語句をチャンクとして暗記

となっています。核と言っておいて、メチャクチャ多いじゃねーかてめぇ!って今書いていて自分で思いましたが、

これ全部が間違いなく核です

この初級・中級・上級の分け方と、先ほどの『よくわかる英語の基本』の部構成が似ています。まあ私の場合は最終的にこれが終われば実用に耐えうると考えてのもので、内容的にも非常に突き放した形で、一番最初に「中学文法の完全な理解」なる項目を入れているので、もう少し精査が必要でしょう。

でも、「よくわかる英語の基本」でも基本と言っておいて、結構深い(と今では言われる)部分まで入れています。※ただし、時制に関する扱いが軽いというのが唯一の欠点かと。他にも端折っている項目はあるのですが、時制以外のそれらは「核ではない」という考え方からでしょう。

この本、レイアウトがとある本と似ています。いまや伝説となっている

英文解釈教室


に似ています(文字がやたら多く若干くどいという面まで似ているww)。あの手法を洗練させて、易しい素材に転用させて、

新しい基本文法と結びつく英文解釈の本

として仕上げた。そんな感じです。

本として特筆すべき点は、まとめ方にあると思います。
文法体系のまとめ方が、先ほどの部制にまとめてある通り、本当に必要なこと順にかなり練られているのは言わずもがなですが、細かい部分で本当に学習者が知りたいこと(または学習者にとって大事なこと)、

例えば、どの語句・節がSになってOになってCになるとか従属接続詞や関係詞などつなぎ言葉がどのような役割で、

それらの語が文の中で、
どのように使えて、
文中のどこで使えるのか、

そして、
どのように変化して、
他の語句と結びつくのか

そういったことが、非常に上手くまとめてあると思います。

意味の解説ではなくて、構造から意味を取るということが徹底されていると思います。この辺が解釈教室的です。

使われている単語は簡単なので、中学三年生にはこれを読ませればいいのではないでしょうか?
とはいえ、やはり文法のスーパーベーシックがないと、やっぱり難しいと感じると思うので、これに入る前に、中学校用の文法書(さきほど書いたたのしい英文法など)かフォレストなどの高校生用の文法書で時制の違いや助動詞の意味などについてはしっかり学んで、パターンプラクティスや瞬間英作文を通して、そこで得た知識を、ある程度使える能力にしておく必要はあると思います。

この本、かなりマイナーっぽいですが、ひょっとすると文法と解釈を繋ぐ意味での新スタンダードになりえる可能性を見ました。開拓社は英語系の本では本気のものが多く、良いものが多いですし。
現代の大学受験では私が読解の二大レジェンドと呼んでいる(当社比w)本より優れている点があるのです。その一つ、英文解釈教室は明らかにオーバースペックですし、もう一つ、リーディング教本は網羅性は高いながら体系化はされてはいないので初学者には難しい面もある。そんな中、難易度とクオリティー的に同じレベルで、ある程度の網羅性を維持した文法を体系的に書きつつそれを解釈に繋げているという点で、非常に優れていると感じました。

著者の澤井氏は元予備校講師ということで、予備校では核なる文法なんてあたりまえに知られていたのですね、、、まあ同じ結論にたどり着けたということで、私も結構な実力をつけてきたのかもしれないとポジティブに捉えましょう。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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2012年12月28日

音読は大事だが、理解していない文の音読は、意味がない

語学に音読は大事です。

音読なんて大事じゃないと言う人は、おそらく相当頭が良い人だと思います。目で追っただけで記憶できる天才型の人です。

日本語でも音読がある以上、英語での音読はその何倍も大事なのは、そこに裏付けを求める必要すらない絶対的事実です。単語も明らかに発音していった方が覚えやすいですし。

かといって、やたらめったら音読する風潮が最近あります。

これは良くないです!

私は以前、

音読はあくまでも素振り

と書きました。そう、あくまでも素振りです。それで野球が上手くなるわけではありません。
野球が上手くなるのではなく、打撃に必要な筋肉が付くのです。
ドラムで言えば、ストロークを繰り返し練習することで、素早い動きに対応する筋肉やベーシックなリズムに合わせた動きが可能となるのです。

英語では、発音の矯正、語順通りに理解する癖が付く(どちらかというと逆から視点で、日本語に訳してしまう癖を取り去る効果がある)、リスニングの上達(自分で喋る分イントネーションの感覚や苦手な音の認識力があがる)という点で、音読は効果があります。

でも英語の使用に関しては、別に効果はありません

だった、英語を使用する時は、あくまでも心または頭脳が動いてそれを言語として「作り出して」いるわけですから、書いてあることを声に出す練習とは、ハッキリ言えば何の関連性もありません。

まあ音読を沢山すればTOEIC800とかくらいまでなら効果はあるはずですが、

発信においては、何の効果もない。

この点はしっかり押さえておくべきことだと思います。

発信のためには、他にやるべきことがある。

もちろんそれは文法です。とにもかくにも、文法をしっかり学び、学んで理解した項目が使用されている例文に沢山触れ、それを音読して、自分のモノにすること。
そして、その文法コンセプトを使って、自分で言いたいことをクリエイトしていくこと。この過程でどうしても引っ掛かるのが冠詞と前置詞なはずです。文法書を通読した程度では掴むことできない概念だからです。

何のために音読をするのか?

それを理解していないで音読をすることは、テレビを見ながら楽器の練習をすることと同じです。音を聞いていないで、指の動きさえ早くなれば弾けると思っている。指は動いても、作り出す音は聞けたもんじゃない、音に気持ちが、意思がこもっていない。英語学習においても同じでしょう。そういう人の英語は聞けたものじゃありません。遠回りなので、まず音読する素材をしっかり完璧に(本当に99%くらい理解するつもりで)してから音読した方が良いと思います。

英語学習という枠だけで考えて音読について、こう定義しましょう。

音読しない人→バカか天才

音読ばかりする人→努力家だが効率が悪い学習者

音読を必要な時にはしっかりする人→効率の良い学習者


まあ、私も音読好きですけど。 |ランキングへ 人気ブログランキングへにほんブログ村 英語ブログへTREview
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2012年12月16日

品詞分解の巨人、薬袋善郎先生 英語リーディング教本

日本人が英語リーディングの力を伸ばしたければ、伊藤和夫の著作である。

これはもう、周知の事実で、それでも地球は周っていると言い張ったと言われる誰かさんと同じくらいの勢いで、現代日本における真面目な英語学習者の誰でもが言い張るところでしょう。

そんな伊藤氏の著作に勝るとも劣らない、いや、正反対のような、それでいて逆さから見たら同じような感じの輝きを放つリーディング本があります。

その名も、英語リーディング教本―基本からわかる

薬袋善郎氏の品詞分解系の著作です。品詞分解の原点、古谷専三氏の最後の弟子と言われている方だとか。

品詞分解というと、返り読みの諸悪の根源のように言われることもありますが、それはあくまでも品詞分解を頭でしか理解できていないレベルの学習者の話であって、本来は「分解しようと思えばできる」という状態で読むことを目的としているので、特に害はないです。

伊藤和夫はあくまでも左から右に読むということを目的としているので、品詞分解を嫌っていたという話もありますが、氏の本が難解なのは、品詞分解についての知識が身についていないからともいえるので、実は表裏一体な気がします。

薬袋氏の準動詞の扱い方は凄いです。とにかくクソ細かいです。しかし、全て論理的に納得いくように説明されています。
一応は全て知識として知っていることではあるけれど、言われてみるとそれぞれの準動詞の違いはさほど意識いないで使っていたので、いざ複雑な構文に出会うと戸惑うことがありました。

しかし、氏の提唱するFrame of Referenceに触れると、準動詞を含む英文の読み違いを引き起こす部分に関するアンテナが異常に発達し、構文がパッと見えるようになります。

しかも、このリーディング教本は、伊藤氏の著作よりは読み易いです。とはいってもやはり高校文法を知らない人では読みこなせないとは思いますが。とはいえ、伊藤氏の本で挫折した人は、まずこちらからやるという方法もあるわけです。
この本の訓練は、副次的に英作文にも強くなるという効果があります。いやはやスゴい!

学校英語教育でも、構文に関してしっかり取り扱った方が良いのではないでしょうか?結局は構文がちゃんとわからないと読めないし書けないし、ひいてはしゃべれないということなのではないかと。

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posted by yozamruai at 21:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語教材レビュー>Reading | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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